新井白石記念ホールの口コミや評判

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新井白石記念ホール（荒居山法喜院 髙德寺）
住所：東京都中野区上高田1-2-9
TEL：03-3371-6599

本記事で紹介する葬儀場は新井白石記念ホールです。新井白石記念ホールは高徳寺に併設されたホールで、家族葬から一般層まで行えます。本記事では新井白石ホールで対応可能な葬儀の種類と、高徳寺とホールのつながり、ホールの名前の由来となっている新井白石とはどんな人物であったのかまで詳しく解説します。

家族葬から大規模な葬儀にも対応

新井白石記念ホールは1階式場に50人席あり、地下の食室に72席あるため、家族葬はもちろん大規模な一般葬も開催可能です。また中小企業程度の規模であれば、社葬の利用もできるでしょう。式場の使用料はお通夜・葬儀（告別式）の2日間で23万円（税込）。葬儀（告別式）の1日利用で18万円（税込）となっています。パーテーションを利用すれば2部屋に分けることも可能なので、必要な際は利用するとよいでしょう。

記念ホールがある高徳寺はバリアフリーに対応

新井白石記念ホールは高徳寺と呼ばれるお寺に併設されたホールです。高徳寺は幅広いからに利用してもらいたいという思いから、2008年に境内墓地と境内の道を整備しバリアフリー化しました。バリアフリーを導入することにより、車椅子の方や高齢者の方が参拝しやすくなっています。また道だけでなく、水屋のリニューアルも行い、水道も使いやすくなりました。

高徳寺「寺子屋」

高徳寺では江戸時代に発展した、教育機関である「寺子屋」を開催しています。寺子屋ではまず、本堂で真宗大谷派のお勤めである「正信偈」を行います。正信偈にはいくつかのお勤め方法がありますが、その中で寺子屋では「同朋奉讃式」と呼ばれるお勤めを行っています。お勤め後は本を読んだり、お茶会をしたりして交流します。現在は、これに加えて正信偈を筆ペンで書き写す「書いて味わう正信偈」を開催中です。寺子屋の雰囲気を味わいたい方は、足を運んでみてはいかがでしょうか？

新井白石と縁のある高徳寺

高徳寺と併設しているホールの名前が「新井白石記念ホール」というのは、何か関係がありそうですよね。ということで、ここからは高徳寺の成り立ちと、新井白石の歴史を振り返っていきます。

高徳寺について

高徳寺は真宗大谷派に属し開基は釋了知、本名を佐々木高綱（以後佐々木）といいます。佐々木は鎌倉時代に生まれ源氏武士として宇治川の合戦において活躍し、備前国（岡山）や安芸国（広島）の守護を任されることもありました。しかし時代の流れには勝てず武士をやめ、高野山に上り、そこで親鸞聖人と出会い真宗門徒となったといわれています。その後、代を経て釋宗信は上州（群馬県）に移り、荒居山高徳寺を建立しました。

そして元和2年に下総国相馬郡（千葉）や浅草清島町と場所を転々とします。明治時代になった頃、区画整理計画により現在地に移転しますが、太平洋戦争の空襲に遭い、本堂が全焼してしまいます。そのため、現在の本堂は昭和57年に再建され、新井白石記念ホールと書院は平成7年に完成しました。

新井白石先生について

ホールの名前にもなっている新井白石先生は高徳寺とは、どのような関係を持っていたのでしょうか。

・高徳寺とのつながり

高徳寺とのつながりは新井白石の父の血縁が当時の坊守であったため、新井白石が1675年～1677年と1691年～1696年の2回、寄食したことが主な理由です。新井白石は寄食している間、黙々と勉学に励み、万巻の書と読んだといわれています。

・新井白石の歴史

新井白石は誰よりも学び続ける姿勢が強く、怒りっぽい性格だったといわれています。有名な話としては、徳川家宣が将軍に就任した際に学問を指導する「侍講」として就任したことでしょう。新井白石は独学で学んだ儒学や史学の知識から「政治は民のためにあり、私情な事情に流されてはいけない」とし、徳川綱吉が行った貨幣改鋳や生類憐みの令などを廃止しました。その強い信念と知識からなされる政治は短期間ながら「正徳の治」と名づけられるほど、影響力が強かったといわれています。

まとめ

今回は新井白石ホールの特徴ということで、新井白石ホールの開催可能な葬儀の種類や、高徳寺の歴史、新井白石がどんな人物であったのかなどを紹介しました。新井白石ホールが併設されている高徳寺はバリアフリーに対応しており、どんな方でも利用しやすくなっています。葬儀をご検討している方は、新井白石記念ホールを利用してみてはいかがでしょうか？