宿泊施設がある葬儀場が便利！寝ずの番や遠方からの参列におすすめ

葬儀は以前は自宅で行うケースも多かったのですが、現在は葬儀場で行うことが多くなっています。中野区などは複数の葬儀場がありますが、どういったところを選ぶのかは問題となります。とくに重視したいポイントとして宿泊施設があるかどうかが挙げられますが、それにどういった意味があるのかについて見ていき、選択の助けとしていきましょう。

中野区でおすすめの葬儀場5選

落合斎場

落合斎場は、東京博善株式会社が運営する火葬場併設の式場です。周囲は静かな住宅地に位置し、穏やかな雰囲気の中で火葬の儀式を執り行えます。

幅広い規模の対応

落合斎場は、さまざまな葬儀の規模に柔軟に対応できます。小規模な家族葬から、一般葬で約100名規模の参列者を迎えることも問題ありません。

さらに、2つの式場を連結して使用することで、最大300名の大規模な葬儀にも対応可能です。多様な葬儀のニーズに応えるため、幅広い規模のセレモニーを執り行える場所として利用できます。落合斎場

ほかにも、式場と控え室が一体となった新型式場も用意されています。式場までの移動がなく、リビングのような安らぎの空間で最後の時間を過ごせるでしょう。

火葬場併設の総合斎場

落合斎場は、総合斎場としての機能を兼ね備えており、通夜から葬儀・告別式までを一貫して執り行えます。

家族が亡くなった時、遺族は葬儀などさまざま手続きに追われます。たとえば、悲しみや喪失感はエネルギーを消耗し、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしで体力が奪われることもあるでしょう。同時に、感情的な場面やスピーチによる心理的な疲労も考えられます。

通常、多くの斎場には火葬施設が併設されていないため、葬儀の後には霊柩車やマイクロバスを手配して火葬場に移動する必要がありますが、火葬場が併設された斎場を利用すると、移動時間や手配への手間を軽減できます。

ほかにも、葬儀と火葬を一貫して行えるため葬儀の段取りや手続きがスムーズに進み、遺族や参列者の負担も減らせます。

天徳院会館

天徳院会館は、天徳院の敷地内に位置する、寺院の貸し式場です。大小2つの会場があり、小規模な家族葬から250名程度の一般葬まで、葬儀の規模に応じて調整できます。

また、会場ごとに別館となっており静かで穏やかな雰囲気の中で式を執り行えます。

アクセスの利便性が高い

天徳院会館は早稲田通り沿いに位置し、東京メトロ東西線の落合駅や都営大江戸線の東中野駅からは徒歩8分、JR中央線の東中野駅からは徒歩9分の便利な場所にあります。

2つの路線にアクセスしやすい立地は、参列者にとって大変便利です。さらに、駐車場も約20台完備されており車での来場も安心です。バス停も近くにあり、快適なアクセスを提供しています。

宗教・宗派問わず利用できる

天徳院会館は、宗教や宗派にとらわれることなく、誰もが利用できる式場です。日本にはさまざまな宗教や宗派があり、仏教だけでも13の宗派があります。

天徳院会館では宗教・宗派に関係なく、誰もが式場を利用できます。さまざまな信仰や価値観を持つ人が、自分たちの思いや希望に添った形で式を執り行えるでしょう。

グリーンホール　環七野方

グリーンホール環七野方は、家族葬に最適な式場です。1〜30名の少人数での葬儀に適しており、貸し切りの利用なのでほかの葬家に気を使うことなく、静かでゆったりとした別れの時間を過ごせます。

また、故人の身体の預かりから葬儀、法要、遺骨の預かりまで、ワンストップですべてを手配できます。さまざまな手続きを一箇所で完了できるため、精神的な負担を軽減できるでしょう。

安価な式場価格

グリーンホール環七野方は、中野エリアの式場の中でもリーズナブルな価格設定が特徴です。2階と3階のみの利用や全館を使う場合など、予算に応じて部屋を選択できます。

なかでも、利用方法は2日間と当日飾りの2つです。一日葬を選択した場合は、さらにお得な料金で利用できるのもポイントです。さらに、早い日程で執り行えるため、故人の身体の心配も少なく済むでしょう。

故人と付き添い宿泊が可能

グリーンホール環七野方は24時間対応可能な安置施設を備え、故人と一緒に付き添い宿泊が可能なめずらしい式場です。

付き添い安置「つきそいたい」は時間貸しのスペースであり、通夜や葬儀をしなくとも利用できる都内でも希少なスペースです。故人との別れを深く感じることで、遺族は心の癒やしを得るだけでなく穏やかな気持ちで故人を送り出せます。

「つきそいたい」を利用することで、故人と少しでも長く寄り添いゆっくりとお別れをする時間を過ごせるでしょう。

代々幡斎場

代々幡斎場は、代々木上原駅と幡ヶ谷駅の中間に位置し、駐車場も完備している便利な葬儀式場です。なかでも、幡ヶ谷駅から徒歩わずか6分という抜群のアクセスも魅力のひとつです。

斎場は閑静な住宅地にあり、都心にありながらも周囲に広がる緑が穏やかな雰囲気を醸し出してくれるでしょう。

ニーズに合わせて式場が選べる

代々幡斎場では、従来型と新型の2つの式場が用意されています。

従来型は「竹の間」と「雪の間」という2つの式場です。竹の間は、家族や親族など、少人数での葬儀に適しており、静かな雰囲気の中でお別れの時間を過ごせます。一方、雪の間は、家族葬から一般的な葬儀まで、40名規模の葬儀に適しています。

新型式場では、控え室が一体となった「旅の間」と「雪の間」の2つです。「旅の間」は自宅のリビングのようなアットホームな雰囲気の中で、親しい親族と静かな時間を共有できます。

落ち着いた空間で、親しいご親族での最後のお見送りにぴったりです。一方「雪の間」はモダンで広々とした空間で、少人数から中規模な葬儀まで幅広い人数に対応できます。

さらに、少人数の場合は式からお食事までをひとつの式場内で行うことも可能です。故人や遺族のニーズや好みに合わせて選択でき、心地よく最後の時間を過ごせるでしょう。

広々とした火葬場併設の式場

代々幡斎場は葬儀式場と火葬場がひとつの場所に完備されています。一貫した設備により、移動の負担を最小限に抑え、高齢の方や遠方からお越しの方にも快適な環境を提供しています。

なかでも、火葬炉のグレードは3つから選択が可能です。最上級の特別殯館は、炉前ホールと収骨室を合わせて231㎡の広大なスペースを誇ります。

広々とした空間には、高級感あふれる大理石の床や壁、シャンデリア、快適なソファが備えられています。上品で格式高い雰囲気の中で、穏やかな心でお別れの時を過ごせるでしょう。

高徳寺 新井白石記念ホール

高徳寺新井白石記念ホールは、高徳寺の境内に位置する寺院の多目的ホールです。1日に1家族だけが利用できるため、十分な時間をかけて葬儀を執り行えます。

また、早稲田通り沿いに位置しており、最寄りの駅から徒歩5、6分という便利な立地です。会葬者にとっても分かりやすく、交通の便も良好な葬儀場となっています。さらに、火葬場までも車で2分と近く、移動の負担も軽減できます。

さまざまな形式に対応

高徳寺新井白石記念ホールは、家族葬や一般葬、法人のご葬儀、一日葬など、希望に応じた形式で故人との最後のお別れ方法を選択できます。

たとえば家族葬は、ごく近しい方々だけで行われる小規模な葬儀であり、静かな雰囲気の中で故人を偲ぶ特別な時間を提供します。一般葬は、故人にご縁のある広範な方をお招きする一般的な葬式です。

法人の葬儀は、企業や組織が主催する社葬やお別れ会に対応しています。一日葬は宗派を問わず、短時間で行われるお別れの儀式であり、無宗教の方にも対応しています。それぞれのニーズや信念に合わせて柔軟に対応し、故人を偲ぶ場を提供してくれるでしょう。

好みに合わせた葬儀を執り行える

高徳寺新井白石記念ホールは、多目的ホールとして設計されているため、音響や照明などが完備されています。そのため、音楽葬など故人の好みに合わせて葬儀を執り行えます。

たとえば、音楽葬では生前の思い出の曲を流したり、ビデオや写真を映し出したりして、故人の人生を振り返ることが可能です。柔軟性のある施設として、心から故人を送る空間を演出できます。

亡き人に付き添っていることができる

宿泊ができる葬儀場を選ぶことで、自宅に遺体を置けない場合などでも葬儀までの間、なくなった方に付き添っていることができるようになります。まだまだ別れがたい大切な人とできるだけ一緒に過ごす時間を持ちたいものですが、自宅と葬儀場の行き来が必要になると、常についているわけにもいかず忙しくなり、ゆっくりお別れをすることも難しくなってしまいがちです。

しかし、そのままその場に泊まることができるなら、余裕をもってゆっくり寄り添っていることができるようになるのです。疲れてしまってもそのまま宿泊できれば体の負担も少なくなります。

亡き人と時間をかけてお別れをしたい場合、できるだけ長く付き添っていたい場合などにはこうした点は大きなポイントとなってきます。とくに自宅に遺体を置けないという場合には葬儀までの間の付き添いがとくに難しくなりますので、その場合には中野区で近所やその場に泊まれるところがあるかどうかは重要なポイントとなってきます。

遠くからくる方にも利用してもらえる

人間関係が広い方、また地元を離れてきている方などは、親類や友人などが遠方からやってくることがあります。広い家なら親しい方は家に泊まってもらうこともできますが、現在の中野区などの住宅事情ではそれはなかなか難しいものです。

中野区から離れたところにホテルをとる方法もありますが、遠くからやってくる方は地理に詳しくないことも多いので、簡単に移動できる距離でも交通機関の利用に慣れていないため移動が困難になってしまうこともあります。そういったときにサポートすることは意外と大きな労力となります。

問い合わせや送迎など、充分な人員がいれば対応できますが、人が少ない場合や慣れていない状態でサポートをすべてこなせるわけではありません。そのため、その場に宿泊してもらえると非常に楽ですし、来てくださる方も助かることになります。遠くから来訪する方が多いと見込まれる場合には、こうした宿泊施設が付いているかどうかは大きなポイントとなってきます。

いろいろ使える宿泊施設があるかは重要

葬儀の準備や当日は非常に大変な労力がかかります。もともと人を亡くしたという悲しみもありますし、やるべきことが次々と襲い掛かってくるのです。また、葬儀に慣れていない方がほとんどですから、心身ともに疲弊してしまうこともあるでしょう。

そういったときに、自宅に戻り普段の生活に必要な家事などをこなさなければならないとなると、また過大な負担がかかってしまうことになります。食事の準備などする気にもならないということもあるものなのです。そういったときに、細かいことを考えずに宿泊できることにも大きな意味があるといえます。

ひと時の安らぎを得ることができるでしょう。このように、必要になる場合は意外と多くあります。たとえ家が近くにあったとしても、どういった形でも使える宿泊施設が付いていると、大きな助けとなってくれる場面が多く出てきます。このような宿泊施設があるかどうかについて、葬儀場を選ぶ際にぜひ参考にしていきましょう。

葬儀場を選ぶ際に、あまり宿泊施設の有無は考えないかもしれません。しかし現代の生活スタイルや葬儀の形では宿泊施設の役割は大きくなっています。ぜひその宿泊施設の有無についても選択の参考にしていくようにしたいものです。