葬儀の「心付け」とは?渡す相手やタイミングについても解説!

公開日:2022/06/15 最終更新日:2024/02/21

最愛の家族との別れは突然訪れるものです。家族が亡くなった場合、喪主を務めることもあるかもしれません。葬儀ではさまざまな儀式が行われ、これらは多くの方の手を借りて初めてやり遂げることができるものです。ここでは葬儀の「心付け」について見ていきます。ぜひ参考にしてください。

葬儀の「心付け」とは?

心付けとは、お世話になった方やこれからお世話になるという方に感謝の意味でお渡しする気持ちのことです。寸志、と呼ぶこともあります。一般的には金銭や品物の形をとりますが、特に葬儀のような冠婚葬祭の場では金銭でお渡しすることがほとんどです。葬儀は遺族だけで営むことは難しいため、力添えをいただいた方に対するお礼の意味でお渡しするのが、葬儀における心付けにあたります。また、心付けの適切な金額を知っておくことも大切です。相場は地域や渡す相手、葬儀の形態によって変動しますので、わからない場合は、葬儀業者や地域の慣習に詳しい方に相談をしてみるのがよいでしょう。

そもそも心付けは必要?

古来より広く行われてきた葬儀の心付けですが、現在では、心付けを不要とする、省略するということも増えているようです。とはいえ、葬儀は未だ地域に根付いた風習に則って行われることが多いため、葬儀を行う地域のやり方にならうのが無難です。なお、厚生労働省認定総裁ディレクター技能審査のテキストによると、葬儀業者としては心付けを受け取らないことが望ましい旨が述べられているそうです。また、葬儀社においても、社内規定として心付けを受け取らないとしているところもあります。あるいは、あらかじめ心付けの分を含めて葬儀代金の設定をしていることもありますので、葬儀社に確認してみてください。

心付けを渡す相手とタイミング

心付けを渡す相手は葬儀に関する業者と葬儀のお手伝いをしてもらった方ですが、どこまでの範囲で心付けを渡すかという考え方は、地域によって異なるようです。

■葬儀業者・湯灌業者

業者のスタッフの方にお渡しします。担当者の方については、一連の葬儀が終わって最後の挨拶の際に渡すことが多いようです。ただし、前述の通り最近では業界全体で心付けを辞退する風潮があり、受け取ってもらえないこともあるかもしれません。

■霊柩車などの運転手

霊柩車のほか、寝台車やタクシー、マイクロバスなどの車両の運転手もここに該当します。乗車前に直接手渡すか、葬儀業者を通じてお渡しするといった場合が想定されます。

■会食場の配膳スタッフ

通夜振る舞い、精進落としといった会食の場での配膳スタッフに渡します。会場が相殺ホールを離れお寺や自宅になった場合、その際の仕出し料理業者、ケータリングサービス業者のスタッフも同様です。スタッフ全員に対してまとめて渡すことが多いようです。

■受付などのお手伝いの方

受付や会場案内といった細々としたお手伝いをしてくださる方に渡します。葬儀の前後どちらで渡しても問題ありません。

■火葬場・斎場の職員

火葬場・斎場の職員に対する心付けです。公営の火葬場では心付けの受け取りを禁止していることが一般的ですが、公営ではない場合には必要になる場合がありますので覚えておきましょう。

■納骨業者(石材店)

葬儀告別式の当日に納骨まで実施することもあり、これを依頼する業者に渡す心付けです。納骨が始まる前に渡すことが多く、地域によっては心付けとして日本酒も一緒に渡します。

■法事の場合

渡す人や金額、心付けを渡すタイミングは葬儀の場合と同様です。

心付けを渡す際に注意するべきポイント

心付けを渡す際にもいくつか覚えておきたいマナーがあります。確認しておきましょう。

■お札でお渡しする

小銭で渡す慣習がある地域以外では、心付けはお札で渡すようにしましょう。また、葬儀なので新札は避けましょう。これは、新札では不幸を予測して用意していたようでよくない、というという考え方があるためです。お札の折り方に関する明確な決まりはありませんが、人物が印刷されている面を内側に三つ折りにし、折りたたんだ面を表に向けて袋に入れることが多いです。

■お金を入れる封筒・書き方

いわゆるぽち袋に入れて渡すことが多いです。このとき弔辞用の袋を用いるようにしましょう。また、ぽち袋には誰からの心付けなのかをわかるようにしておく必要があります。表書きの下に、「○○家」や「施主」と書き入れておきましょう。

■金銭によらない心づけもある

日用雑貨・消耗品といった品物を心付けとする場合もあります。また、お金に代わるものとして、ギフトカードのような商品券を渡すこともあるようです。

■その他注意しておくこと

心付けの受け取りを遠慮するという人には強引に押し付けることはしないようにしましょう。辞退されている方に強引に押し付けることはかえって失礼になります。この場合はきちんと感謝の気持ちを伝えるにとどめましょう。また、業者や会場によっては、請求額の中にあらかじめ心付けの費用が含まれていることがあります。

ただし、この場合の心付けがサービス料的な意味合いのものなのか、本来の心付けの意味を持つものなのか不明瞭な場合はさらに確認が必要になるでしょう。心付けに関する風習は地域によって大きく異なりますので、不明な点は地域の慣習に詳しい方に確認するのが一番確実です。

 

葬儀においては、多くの方の手を借りることになりますから感謝の意を伝えるためにも心付けは重要です。ただでさえ葬儀では一時に多くの物事が動くので、いざというときに失礼になることが無いよう、確認しておきましょう。

中野区でおすすめの葬儀社比較表

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