
葬儀は、亡くなった後にあわただしく日程や段取りが決まります。そのあわただしさや大事な人を亡くした心のスキをついて、悪徳な営業をしかける葬儀会社も残念ながら少なくありません。そこで本記事では、評判が悪い葬儀会社にありがちな特徴やよい葬儀会社を見つける方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
評判が悪い葬儀会社の特徴
評判の悪い葬儀社にはいくつかの特徴があります。
順番にその内容を見ていきましょう。
スタッフの対応が悪い
スタッフ対応が悪い場合、その葬儀会社は信頼性が低い可能性があります。
問い合わせ時に冷たい態度や曖昧な回答、高圧的な姿勢をとる会社には要注意です。また、夜間の対応が不親切な場合も同様です。
事前見積もりを出さない
次に、事前見積もりを出さない葬儀社は避けるべきです。
見積もりをあいまいにする、詳細な説明をしない業者は信頼できません。さらに、説明なしにどんどん話を進める場合、遺族の希望が反映されない恐れがあります。
見積もり・契約内容が不透明
見積もりや契約内容が不透明な葬儀社も注意が必要です。
料金内訳が記載されていなかったり、追加費用についての説明がない場合、予想外の出費が発生する可能性があります。
高額なプラン・オプションを強引に勧める
また、高額なプランや不要なオプションを強引に勧める業者も問題です。
とくに、「みなさんやっています」と言って、エンバーミング処理や豪華な祭壇を提案する場合には警戒しましょう。
口コミ・地域の評判が悪い
口コミや地域での評判も重要です。
悪い口コミが多い葬儀社や地域住民からの評判が悪い業者は基本的に避けるべきです。また、担当者がひんぱんに変わる場合やスタッフが充分な知識をもっていない場合、葬儀の進行や対応に問題が生じる可能性があります。
よい葬儀会社を見分ける方法
よい葬儀社を見分けるには、以下の方法を活用しましょう。
事前相談を活用する
葬儀社を選ぶ際は、事前相談を利用することで、冷静に判断できる環境を作れます。
亡くなった直後は心理的に不安定な状態になりやすいため、早めの相談が大切です。事前相談では、スタッフの対応がていねいか、費用やサービス内容が具体的に説明されるかを確認しましょう。信頼できる葬儀社は、明確な説明と遺族に寄り添う姿勢があります。
必ず見積もりをもらい内容を確認する
葬儀社選びでは、見積もりを取ることが重要です。
とくに、「追加でかかる可能性のある費用」を明確に説明してくれる葬儀社を選ぶと安心です。たとえば、「安置日数が増えた場合の費用」や「参列者が増えた場合の追加費用」について具体的に確認しましょう。事前に変動要素を把握することで、想定外の費用を避けられます。
複数の葬儀社を比較する
初めての葬儀では、経験から比較できる対象がないため適切な判断が難しいことがあります。
その場合は、複数の葬儀社に同じ条件で見積もりを依頼し、料金やサービス内容、スタッフの対応などを比較しましょう。電話応対のていねいさや説明のわかりやすさも判断材料となります。
葬儀社の施設を見学する
自社で式場を運営している葬儀社であれば、施設見学をするのがおすすめです。
施設見学を通して、設備の質やスタッフの対応を直接確認できます。見学前には必ず予約を取り、見学中は式場の清潔さ、アクセスのよさ、駐車場の有無、案内のていねいさなどをチェックしましょう。見学を拒否される場合は、その葬儀社は選ばないほうが無難です。
まとめ
葬儀の準備は、急な状況下で冷静な判断が求められますが、なかには心の隙を狙う悪徳な葬儀社も存在します。評判の悪い葬儀社は、スタッフの対応が悪い、事前見積もりを出さない、契約内容が不透明、高額なプランを強引に勧める、口コミや地域評判が悪いといった特徴があります。一方で、よい葬儀社を見極めるには、事前相談でスタッフの対応や説明の明確さを確認し、詳細な見積もりを取得することが重要です。また、複数の葬儀社を比較し、施設見学を通じて設備やサービスの質を確かめましょう。冷静な準備と情報収集で、信頼できる葬儀社を選ぶことができます。
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引用元:https://www.iumemory.co.jp/
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