告別式と葬儀の違いとは?今さら聞けない葬儀の基本を解説!

公開日:2022/07/01 最終更新日:2024/02/21

誰かが亡くなると執り行われる「お葬式」ですが、お葬式には「告別式」「葬儀」などがあります。どちらも聞きおぼえはあるけれど、厳密に違いが分かっていないという方も多いのではないでしょうか。ここでは今さら人に聞きづらい、告別式や葬儀の違い、流れやマナーについてご紹介します。

告別式と葬儀の違い

葬儀は故人の家族や友人が、亡くなった方の冥福を祈り、葬る儀式のことです。宗教によって儀式の内容が異なり、仏教の場合は僧侶が読経や焼香を行い、神道であれば神官が祭祀や祈祷を、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈りをします。葬儀は一般的に通夜の翌日、日中に1~3時間かけて催されます。

告別式は葬儀のあとに続けて行われる、亡くなった方と最後のお別れをする会のことです。最近では「葬儀」というと告別式も含めた内容を指すことがほとんどです。葬儀は宗教的な儀式である一方、告別式は宗教儀式にはあまりとらわれず故人とのお別れがメインの社会的な儀式になります。

告別式は明治時代にはじまったといわれています。中江兆民という思想家が亡くなった際に無宗教葬を希望していたことから、遺族や友人が宗教色を排したお別れの儀式を考え、これが告別式のはじまりとなっています。時代の移り変わりとともに、従来の葬列を組む葬儀が徐々に廃れ、告別式が広まっていきました。

告別式には誰でも参加できる?

告別式は故人とお別れをしたいと考えている人であれば誰でも参加することのできる儀式です。古い知り合いで最近はしばらく交流がなかったという方が参加しても問題ありません。家族や親族は告別式を執り行う側なのでもちろん参加しますが、遠縁の親戚も可能な限り参加します。友人や会社関係の人も、お世話になった場合や関係があった場合、直属の上司部下や勤務していた会社の代表者などが参加することも一般的です。

「友人や知人はお通夜に参加して、葬儀・告別式は遺族や親族が参列する」と認識している人もいますが、先に述べた通り親族に限らず告別式には誰でも参加できます。通夜のほうが、一般参列者が多いのは、仕事がおわったあとなどに駆けつけても間に合うといった事情によるものです。

一般的な告別式の流れ

告別式は通夜を終えた翌日の日中に執り行います。祭壇や式場、受付などは通夜で設営されたものをそのまま引き継いで使用することが多いですが、通夜と葬儀・告別式を別々の場所で開催する場合は当日朝に設営を行います。設営は基本的に葬儀業者がすべてやってくれるので心配はいりません。

一般的なスケジュールとしては、9時ごろに遺族や親族が集合して受付準備を行った後に着席、会葬者の受付後着席すると僧侶が入場します。10時ごろに葬儀・告別式を開式し、仏教であれば僧侶による読経のあと焼香を行います。焼香は最初に喪主、次に遺族、来賓、親族、一般の会葬者という順で行います。焼香が終わると僧侶が退場して、弔電が読み上げられます。

最後に遺族代表が挨拶して閉式となりその後11時ごろに出棺するという流れになります。告別式に参列する場合は時間に余裕を持って到着しておきましょう。勤務先や友人から香典を預かっている場合、受付で香典を渡します。記帳は代表者のみが記載するケースと、預かった人の分も記帳するケースとがあるので現地で確認してください。

告別式でのマナー

告別式に参加する際の服装は、略礼式が一般的です。男性の場合は黒いスーツに無地のワイシャツです。ネクタイは黒でネクタイピンは付けないほうがよいです。靴や靴下も黒いものを選びましょう。女性の場合は黒か黒に近い色のワンピースもしくはアンサンブルを着ます。結婚指輪以外のアクセサリーは外し、かばんや小物も光沢のあるものや派手なものは避け華美にならないよう配慮しましょう。子どもは制服がある場合は制服、制服がない場合は白いシャツに黒やグレー、紺といった落ち着いた色合いのズボンや上着を着て参列します。子どももキャラクターものや光る靴など派手なものは避けましょう。

告別には時間に余裕をもって到着するようにしてください。香典は結び切りの水引のかかった香典袋にいれましょう。金額に見合ったグレードの香典袋を用意しましょう。5千円程度であればコンビニや100均で売っているもので充分です。表書きは「御霊前」と書いておけば問題ありません。香典は袱紗に包んで持参しましょう。袱紗がない場合は紫やグレーといった落ちついた色のハンカチでも問題ありません。告別式に参加できない場合は弔電や手紙で弔意を伝えてください。

 

結婚式と違い、葬儀や告別式は突然開催されることになります。いざという時に困らないよう基本的な知識を持ち、告別式に参加できる服や袱紗などは持っておくとよいでしょう。故人と最後にお別れでする場となる告別式。参加することになった際は、こちらで紹介した内容も参考にしてみてください。

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