何らかのお金を受け取ったとき、それに対するお返しをするのが日本では習慣になっています。
その時に何も考えずにお返しの品を考えると常識を疑われるときもあります。
よくお返しとして使われる品を知っておくと良いでしょう。
古くからお茶が良く使われている
日本にある習慣として内祝いがあります。
お祝い事があったときにその相手に贈り、贈った相手がお返しをします。
他の国からするとそこまでしなくてもいいと感じるようですが、古くからの習慣なので仕方がないでしょう。
単に物を贈る意味だけでなく、互いに情報を交換する意味合いもあったかもしれません。
この内祝いやその他のお祝い事に贈るのが良くないとされているのがお茶です。
お茶は日持ちがするので、贈り手からすると選びたくなる一品です。
しかしあるときに贈られることが多いので、それを連想するから祝い事には送らない方がいいとされています。
葬儀の香典返しにいい物として、お茶が挙げられます。
古くからお茶が良く使われていて、つきものと言っても過言ではないでしょう。
それだけにそれ以外のお祝い事の時に使いにくい存在にまでなっています。
基本的には日本茶になり、中国茶であったり紅茶などを贈ることは少ないでしょう。
パッケージなども落ち着いたものなどが用意されていて、値段のバリエーションも多くなっています。
タオルやハンカチなど日常使うもの
冠婚葬祭においては、お金のやり取りが生じる時があります。
最初にお金を渡しますが、それに対するお返しにお金は使えません。
その時には物で返すことが多くなります。
お金を多くもらっているとお返しにもそれ相応のものを選ばなくてはいけなくなるでしょう。
葬儀においては香典をもらうことがあります。
もらったのであれば香典返しを用意して贈る必要があります。
その時に選ぶと良いものとしては、タオルやハンカチのセットがあります。
タオルやハンカチは日常生活においてそれなりに必要になります。
ですからもらって困ることがありません。
多少嵩張るときがありますが、重さとしてはあまり重くもありません。
ちょっとしたハンカチセットであれば、参列の帰りに渡したとしても、持ち帰る人の負担になりにくいです。
そして値段のバリエーションも広いのがいい点でしょう。
安いものなら千円ぐらいからありますし、高いものであれば数万円ぐらいするものもあります。
香典の内容によって商品を決める時でも、金額に合わせたものを選びやすいです。
カタログギフトだと楽な上に喜んでもらえる
何らかの贈り物をするとき、贈り手は相手が喜んでくれそうなものを見繕います。
かなり時間をかけて選ぶときもあるかもしれません。
お金をしっかりかける時もあります。
さぞかし受けた方は喜んでくれているだろうと考えますが、実際はなかなか考え通りにはいきません。
あまりほしいと考えていなかったものが届いてがっかりしているところもあるかもしれません。
それでもいいものを贈ってくれてありがとうございましたとお礼を言ってもらえます。
すると次の年も同じようなものを贈るようになります。
できれば贈り手としては、もらった人に少しでも喜んでもらえるものを贈りたいと考えるでしょう。
葬儀のときの香典返しには何がいいかですが、カタログギフトを贈ると良いかもしれません。
カタログギフトの種類は非常に多く、いろいろなシーンで使われるようになっています。
結婚式などでは多くなっていますが、人が亡くなったときのお返しとしても用意されています。
表紙などは落ち着いたデザインになっていますが、中はそれなりにいろいろ選べるようになっています。
古くからお茶をお返しに使う風習があります。
乾燥しているので日持ちもしてくれるでしょう。
各家庭で必要になることが多いタオルやはんかちなどもお返しとして使われます。
カタログギフトであれば、相手から喜ばれやすいです。