葬儀の服装のマナー

公開日:2018/08/01 最終更新日:2024/02/21

お葬式に参列する場合、喪主と遺族は正式な喪服を着るのが原則です。
近親者の場合は略式の喪服でもかまいません。
また、参列者も喪服を着るのですが、やはり喪服にもマナーがあります。
ではそれぞれの場合、どのような喪服を着ればよいのかお話しいたします。

 

遺族の場合の喪服のマナーについて

〇男性遺族の正式な喪服
和装なら黒羽二重染め抜き五つ紋付き羽織袴
洋装ならモーニングコートに縦縞のスラックス、黒無地のネクタイですが、ネクタイピンはつけないか、真珠をあしらったネクタイピンにします。

〇女性遺族の正式な喪服
和装なら染め抜き五つ紋付き黒無地
洋装なら黒のスーツかワンピースに黒いストッキングです。
黒でもレースのように模様が浮き出るものは避けましょう。

〇他にも注意すること
・喪服はなるべく早めに準備し、ないときは貸衣装を利用しましょう。
また、近頃では、お葬式を依頼する葬儀社が、喪服の手配や貸し出しをおこなってくれますので、事前によく葬儀社と相談しましょう。
喪章は、一般の弔問客と区別するため、遺族だけが付けます。
また、通夜前でしたら、とくに喪服を着る必要はありません。
・男性は髭を剃って髪を整える
・女性は薄化粧で、清潔感を心がけましょう。
結婚指輪以外の指輪類やアクセサリーははずし、派手な色のマニキュアも避けましょう

 

男性の場合の喪服のマナーについて

黒い服が一般的ですが、喪服の基本は、悲しみの場にふさわしい、華やかさを押さえた地味なものであれば大丈夫です。
ただ、黒い服であっても派手になる場合がありますので、装飾的なデザインや、光沢のある素材は避け、ブラックスーツかダークスーツに無地のネクタイが無難です。
ただし、臨終の知らせを聞いて、急遽、駆け付ける場合は、特に派手なものでなければ、普段着や通勤着でかまいません。
改まった喪服で出向くと、死ぬのを待ち構えていたかのような印象を与えかねませんので、せっかくの気持ちが誤解されることもありますので、注意が必要です。
ただし、派手なカラーシャツはやめ、地味なものか白のワイシャツに着かえましょう。
冬はコートやマフラー、手袋などの防寒着を着ることになりますが、当然のマナーとして、お葬式の会場に入る前にすべて脱ぐようにします。
また、遠方から駆け付ける場合には、喪服はどこかに預けるなどして、臨終の席には持ち込まないようにします。

 

女性の場合の喪服のマナーについて

黒、濃紺などの地味な色のスーツやワンピースが無難です。
・スカートの丈は、短くてもひざが隠れるものにします。
・靴は、一連の儀式で長時間立ちっぱなしという場合もありえますので、つかれない黒のパンプスが良いでしょう。
エナメルのバッグや靴、金属製の飾りなどがついたものは用いないようにしましょう。
・基本的にはアクセサリーも付けませんが、涙をイメージさせる真珠のイヤリングやネックレスなら、身に付けてもかまいません。
ただし、二連、三連のネックレスは、不幸が重なると縁起を担ぐ方もおりますので、一連のものを選びます。
お化粧も派手なアイシャドウやマニキュアは避けます
ただし、臨終の知らせを聞いて、急遽、駆け付ける場合は、普段着でかまいませんが、アクセサリーははずし、お化粧も控え目にします。
・また、黒であっても、殺生を連想させるような毛皮や、動物の皮だとわかるようなワニやヘビの皮革は用いないようにします。
・そして、女性の場合は、どんな服装であっても、胸元が大きく開いたデザインの服は避け、必要以上に肌を露出させないことが重要です。

〇まとめ
お葬式は、親しかった故人との最期のお別れの儀式です。
喪服のマナーに注意するのはもちろんですが、あまり、マナーにとらわれ過ぎてもいけません。
正式な喪服ではなく、略式でも、故人を忍び、悲しみの気持ちが表せるような服装であれば、大丈夫です。

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