葬儀は弔いをしてそれで終わりというのではありません。
葬儀には親戚一同が集いますから、自然と交流の機会も広がります。
葬儀後に会食を設けて親交を深めるということも珍しく無いですが、葬儀後の会食をセッティングする際にはどういったことに気をつければ良いのでしょうか。
ここではそんなポイントについて見ていきましょう。
会食をセッティングする
葬儀後の会食はどのように振舞ったらよいか、わらないことが多いのではないでしょうか。
慣れてしまえばなんてことはないですが、初めてセッティングするという際には戸惑ってしまうこともあるでしょう。
とはいえ、コツがないわけではありません。
★会食を実際にセッティングする際にはまずは「会食参加者数」を知ることが大事です
会食参加者が少なければ葬式会場に併設されている会場にセッティングできることもありますが、会食参加者が多いと移動して会食の場を設けないといけないこともあります。
★会食の席順も気にかけておきたいところ
親戚一同が集う葬式ですから、仲の悪い人同士が相席にならないように注意しておきましょう。
また、席はなるべく余分に設けておくのが大事です。
葬式には予定にはなかったような人が訪れることもあります。
こうした際に対応できるように余裕を持たせておくことが必要です。
★会食のメニューもポイント
会食のメニューはなかなか悩むところですが、会食専門のケータリングサービスに頼むというのも良いでしょう。
会食でお酒を出すこともありますが、会食後はタクシーの手配が必要になってくることも。
タクシーも事前に予約しておけばスムーズに来てもらえますからこの点も忘れないようにしておきましょう。
★もしも会食のセッティングなどが面倒な場合には業者に委託してしまうのも良いでしょう。
葬儀業者によっては会食のセッティングからタクシーなどの手配に至るまで全てやってくれるところもあります。
こうした葬儀業者を利用すれば負担は少なく葬式を乗り越えることができるはずです。
当事者は葬式以外にも墓の手配や関係者一同への連絡などもしないといけませんから、業者に任せられることは任せてしまうのも良いでしょう。
何から何まで自分でしようとするのも良いですが、利用できるサービスは利用しておくのがおすすめです。
また、親戚などが葬式の進行やセッティングに協力してくれることもあります。
何も親の葬式などであっても自分で全てしないといけないなんてことはありません。
葬式に慣れていなくて不安な場合には是非とも親戚などに声をかけて力を借りてみると良いでしょう。
〇会食費用
ちなみに会食の費用ですが、これは規模によってはかなりかかってきます。
例えば30人規模の会食だと会場費用から食事費用なども合わせて40万円近くかかることも。
逆に費用を抑えたい際には自宅などで小規模の会食にすれば費用もほとんどかかりません。
葬式はただでさえいろいろなコストがかかってくるものですから、できるだけ工夫して極力安く押さえましょう。
会食のセッティング以外にもしなければいけないことは多い
こうした会食のセッティング以外にも葬儀時にはしないといけないことがたくさんあります。
例えば、墓石の手配がその一つです。
もしも墓地がない場合には墓地を選ぶ必要性もあります。
役所関係の手続きもありますが、こうしたことから葬式後はクタクタになってしまうことが少なくありません。
このようにやることは多いことから、まずはすべきことをリストアップしておくと良いでしょう。
もしも何をすべきかわからない際にはまずは葬儀業者に相談してみるのもおすすめです。
葬儀業者に相談すれば墓石の良い業者なども教えてもらえます。